こんにちは、まっすです。
介護士として働いているなら一度は『辛い』『しんどい』『辞めたい』なんて悩んでいる人は多いです。
介護の仕事は将来性もありやりがいのある仕事である一方、大変な仕事でもあり、悩みやストレスを抱えやすい傾向にあります。
[ck]なぜ介護士の仕事は『しんどい』『辛い』と感じてしまうのか?
今回は介護職が抱えやすい悩みやストレスを感じやすい理由を紹介します。
その理由が分かれば対策できます!
[ck]本記事の内容
- 介護士がストレスを感じやすい理由を紹介
- ストレスに対する対策を提案
- ストレスの発散方法を検討
この記事は介護の仕事によるストレスで身体の調子が悪くなったり辞めようかと悩んでいる人にその悩みはあなただけでないので安心してほしいと思い書きました。
そんなストレスに悩まないでやりがいも将来性もある介護の仕事を一緒に頑張れる方法のお手伝いができればと思います。
楽しく仕事をするにはストレスのケア対策は必要不可欠です!
介護士が辛い・しんどいとストレスを感じる理由
介護士がストレスを感じてしまう要因としてはどのようなものがあるんでしょうか。
この要因は辞めたくなる理由とも似た要素になっています。
介護士のストレスその1:人手不足で仕事が休めない・きつい
介護業界は『きつい』『きたない』『給料が安い』3Kの業界であると言われています。そのなかで『きつい』と感じる要因は下記の原因が考えられます。
- 人手不足で休みが取りにくい
- 有給休暇を取りたいけど人手が足りず言いにくい
- 残業をしないと仕事が終わらない
- 休みの希望が言いにくい雰囲気
- お昼休みも規定通りにとれない
このような悩みを持っている介護士は多いのではないでしょうか?
介護業界は高齢社会であり、介護のニーズが高まっているのに、介護職の待遇の悪さやイメージから慢性的な人手不足に陥っています。
体力的にも精神的にも大変な介護士の仕事には休息は絶対に必要です!
休まずに仕事をすれば間違いなく身体を壊してしまいます。ブラックな職場で働いてしまうとこのような悩みは日常茶飯事です。
休みがないということはストレスを発散する機会も少なくなり、ストレスが貯まりやすいことになります。
介護士のストレスその2:人間関係など気疲れが多い
どの職場でも人間関係に悩む人は多いですよね。
介護士は20代から60代まで様々な年代が働いており、どの年代でもやらないといけない仕事の内容は変わりません。
そのため、誰か1人に業務が集中してしまうなんてこともあります。幅広い年代や様々な経歴の人が働いているからこそ上下関係や価値観の相違も生じやすい傾向に。
[ck]介護士職はチームワークが大事!
人間関係がうまくいっていないとコミュニケーションに問題が生じます。結果、仕事がやりずらくなりそれがストレスの原因になることも。
介護士のストレスその3:仕事に見合わない給料の低さ
介護士は高齢社会の日本において社会的な役割や必要性は誰しもが感じています。それだけ大事な仕事なんです!
しかし、その社会的な意義に比べ給料に関しては全職種の平均以下となっています。
- 近年、デイサービスなどでは競争の激化で365日の営業をうりにしている施設もあります。
- 結果、祝日やお盆も仕事があるなんてことも多いが、手当は出ないという場合も多い。
- 仕事の働きぶりや努力をしていても報われることも少なく、給料などの昇給も少なく働く意欲も下がる。
介護士のストレスその4:介助など体力的にきつい
介護士は想像以上に体力を使う仕事です。
介護士は女性が多い職種であり、介護をする利用者さんには当然ですが男性の方もいます。
女性が男性を介助する際には1人ではかなり大変です。
利用者さんは身体的に何かしらの障害を持った方が多いです。
自由に動くことができない人を介助する際にはどうしても無理をしてしまい、肩や腰を痛めてしまうことも。
その結果、仕事を辞めなければいけない人も。
上手に介助ができればいいのですが、そんな指導を受ける時間もなく働いている方も多くいるはず。
老人ホームなどの施設では夜勤など不規則なシフトによる負担も大きいです。夜勤手当も少ないなど体力的にだけでなく精神的にも疲れてしまい離職する人も多くいます。
介護士のストレスその5:クレーム対応による精神的な疲労
クレーム対応がストレスになるのはどの職業でも同じですよね。
どんあに心を込めてケアをしていても利用者さんや家族さんとの行き違いが生じてしまうことも。
さらに、認知症に方ではなかなか言うことを理解してもらえなかったり、こちらの言い分が正しくてもどうしても理解できずに怒られてしまうことも。
頭の中では、認知症だから仕方ないと思っていてもそう簡単に割り切れるものではなくストレスに感じることもあるはず。
介護士のストレスその6:法人・会社との介護方針の違い
介護士の仕事をしている方は『利用者さんに寄り添った介護を提供したい』と思っている人は多いでしょう!
とても大事な心構えですが、運営をしている施設や企業からすると収益や仕事の効率を優先されてしまい自分の理想通りに働けないなんてこともよくあります。
もっとこうしたいと思っていても経営者や管理者からの指示がなければできないことも多いです。その温度差に『介護士の仕事はやりがいもあり好きだけど、この職場ではやっていけない』と感じてしまう人もいます。
介護士のストレスに対する対策
介護士がストレスを感じやすい場面について紹介しましたが、そんな時のどうすればいいか対策も考えていきましょう。
対策その1:しっかりと休息をとる
介護業界はほとんどの施設で人手不足の現状です。
だからといってあなたが休憩しないで働く必要はないんです。
人手が不足しているなら事業所が誰かを雇う努力や受け入れる利用者さんの数を調整すればいいんです。
どうしても人が足りない日もあるでしょう。
そんな時はみんなで協力しあい、休憩する時間が少なくなってしまっても仕方ないかもしれませんが、慢性的な休憩の不足は施設や管理者の仕事の怠慢です。
慢性的に休憩や休日がない職場ならそんな不満を抱いているスタッフは多いはず。
1人では言いにくいことなら複数で相談して上長に掛け合ってみましょう。
そこで『しかたない』『努力はしてる』『なんとかお願いします』なんてことを言ってくるかもしれません。
そんな時は自分の中で期限を設けましょう!その期限内に何かしらの改善がされない場合はその職場を辞める決断も必要かもしれません。そんな職場に期待しても時間の無駄です。
もし職場を辞めにくい、辞めにくい雰囲気で辞めさせてもらえないなど不安な場合は退職代行サービスを利用する手もあります。
対策その2:人間関係の悩みを改善する職場つくり
介護の仕事は1人ではできません。チームワークが非常に大事になります。
この人間関係が良好ならみんなで助け合う雰囲気があり、休みなどもとりやすい職場である場合が多いです。
人間関係を改善する方法はかなり難しいです。なぜなら自分1人が気をつけてもどうしようもないことが多いからです。
[ck]しかし、あなたに絶対にやってほしいことがあります。
人の悪口や陰口を言わないこと!
簡単そうで難しいです。悪口や陰口をもしその人の耳に届けば必ず人間関係はよくなりません!
思っていても職場内では絶対に言わないようにしましょう!もし他の誰かが言っている場面を見たらとめてあげましょう。陰口がなくなるだけでびっくりするほど人間関係は改善します。
そして何よりあなたの人としての価値が高まります!
対策その3:給料の良い職場への転職
給料を上げることはあなたの努力ではどうしようもないです。
資格手当がでる職場であれば新たな資格を取るなどの努力で給料がアップする可能性があります。
もし今の給料に不満がある場合は転職をすることをおすすめします!
なぜなら介護職の昇給は少なく、月に何万円もの昇給は無理だからです。
転職をすれば可能である場合もあります。介護士は人材不足です。そのため、給料が高い求人や高待遇な求人も多くあります。
でもそんな転職先ってどうやって探すの?って思う方もいるかもしれません。
おすすめの方法としては転職サイトや転職エージェントに登録することです。理由は求人数も多くその職場の雰囲気や特色などを把握しており、あなたにピッタリの求人が見つけやすい。
結果、ブラックな企業で働くリスクが少ないからです。
さらに無料で登録できる点も魅力的です。
今の職場に不満があるならとりあえず無料登録をしておけば良い求人があれば知らせてくれるため、給料や待遇アップも可能です。
介護士におすすめのストレス発散方法
どんな仕事でも多少のストレスはありますよね。
ストレスに気付かずに頑張りすぎてしまうとバーンアウト(燃え尽き症候群)やうつ病などの病気になってしまうこともあり、たかがストレスと侮ってはいけません。
ここからはおすすめのストレス解消法を紹介します。
適度な運動をする
肉体的な負担も大きい介護士には適度な運動がオススメです!
普段から身体を動かすことで身体を鍛え、体力がつくことで仕事時の負担も軽減することができます。
身体を動かすと自分が思っているより気分がスッキリしますよ。
運動が嫌いという人にはバランスボールに5分程度座るだけでもいいです!大事なのはそれを続けること。
さらにバランスボールに乗ることで腰や股関節のストレッチにもなり介護職に多い腰痛の改善にもつながるかも(*゚∀゚)
ちなみに私も毎日バランスボールに乗ってテレビをみたり腹筋をしています!そのおかげで腰痛なし!
とりあえず思いっきり寝る日をつくる
肉体的にも精神的にも疲れた身体を癒す1番の方法はしっかりと休むこと、すなわちおもいっきり寝ることです。
主婦の方を子育てをしている方はそんな時間もないかもしれません。旦那さんや親御さんが子守してくれる人ばかりじゃないでしょう。
そんな時は睡眠の質を高めましょう!
[ck]具体的な方法
- 1週間に一度は夜にスマホを見ないで早く寝る
- アイマスクをつけて光の刺激を極力なくす
- 毎日の布団に入る時間を決めリズムをつくる
- 夕食は寝る3時間前に済ます
- 入浴は布団に入る2時間前にする
- アルコールやカフェインなどの摂取に気をつける
- 寝る前にストレッチをする
- アロマを焚く
- リラックスする音楽を流す
睡眠の質を上げる方法はたくさんあります・あなたに合ったものを探してみるのも良いかもしれませんね。
毎日できなくても時々注意してみるだけで朝の目覚めがよくなるかもしれませんよ。
旅行や趣味など気分転換をする
旅行や趣味をする時間なんてない!なんて忙しい人もいるでしょう。
特別なことをする必要はないんです。ただ毎日頑張っている身体をゆっくりと労ってあげましょう。
大事なことは『休日に仕事のことを考えないで”ゆっくり自分の時間を楽しむ”こと』です。
仕事は仕事と割り切ってプライベートを過ごすようにしましょう!
マッサージを受ける
身体が資本の介護士さん。
疲れた身体を癒すのにマッサージも有効です。
お金がもったいないと思う人は旦那さんや子どもさんなど家族にやってもらうこともいいかも。
この時に注意した方がいいのは『痛い』と思うようなマッサージはダメ!痛気持ちいいという人もいますが、痛いと感じると身体はギュッと力が入ってしまいます。
リラックスさせたいのに力がはいってしまっては意味がありません。オススメは手の平全体で擦ったり、揺らしたりすることです。これで十分リラックスできるし、やってる方も力がいらずに楽にできます。
ストレスをコントロールして介護の仕事を楽しもう
社会的な意義も大きく、やりがいのある介護士の仕事でも頑張りすぎてストレスをためてしまい、心身ともに疲れてしまう人が多いのが現状。
きっと介護の仕事をしている人は誰かの役に立ちたい、利用者さんの笑顔が見たい、喜んでもらいたいと思いながら仕事をしている方がおおいでしょう。
でもまずは、あなた自身が『笑顔で幸せになる』ことが大切です。
そうすれば自然と利用者さんも笑顔になってくれます。
今回挙げた介護士のストレスについては一例です。もし悩んでいる人がいればContactやTwitterのDMから連絡を頂ければいつでも相談に乗ります(*^^*)