介護職の仕事は3Kで底辺の仕事なのか?最近の現場実態とやりがいを紹介

介護職は3Kの仕事?実際の現場とは介護

こんにちは、Physical Therapistのまっすです!

普段は介護施設やデイサービスの顧問、訪看ステーションなど様々な分野で働いています。

一般的には介護業界は『きつい』『汚い』『給料が安い』いわゆる3Kの仕事であると言われています。

人によっては『底辺の仕事』と失礼な発言をする人もいます。。。

しかしながら、実際に働かれている方では『給料が安い』と感じる方が多いかもしれませんが、『きつい』『汚い』と思っている方は少ないのではないでしょうか。

もしあなたが『きつい』『汚い』と感じているならその職場はブラック企業かもしれないので注意が必要です。

長年介護業界で働いていると3Kは当たり前と思っている人も多いかもしれません。

しかし、近年の介護業界は『人手不足』を解消しようと国も様々な対策を講じており、さらに企業努力の結果、かなり働く環境も変化しています!

本記事の内容
  • 介護士の仕事は本当に3Kで底辺の仕事なのか?
  • 近年の介護業界の実態はどうなのか?
  • 介護士のやりがいとは
  • 介護業界の今後の展望

普段から一生懸命仕事しているが、介護士を続けていこうか悩んでいる介護士さん』や『新たに介護士として働こうか悩んでいる人『やる気UP』や『就職・転職活動』の参考になればと思います。

自己紹介

まっす
まっす

  • 普段は理学療法士として、デイサービスの顧問や訪問リハビリテーションなどに従事しており、医療・介護業界で働いて10年目!
  • ブログで介護業界に関する情報や『脳トレプリント』を作成して紹介しています(*^^*)
  • 個人に合った自主トレメニューなども作成していますので、興味のある方はぜひ相談してね!

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介護職の仕事が3Kと言われる理由

介護家族集合している画像
まっす
まっす

介護職の仕事は決して3Kの仕事ではありません!

この記事を読んで最近の介護職の現場をみていきましょう!

介護業界の3Kとは『きつい』『汚い』『給料が安い』の3Kの仕事、または『危険』を加えて4Kの仕事であるという人もいます。

介護職の仕事のどのような点が『3Kで底辺の仕事』であるいわれてしまうのか紹介します。

1つ目のK:介護職は『仕事がきつい』

なぜ介護職の仕事は『きつい』といわれるのでしょうか。

それは身体を使う仕事『体力仕事』であるといった点が挙げれれます。

介護士として働くスタッフは女性が多いです。

しかし、利用者さんはもちろん男性もいますよね。
さらに、身体的・精神的なハンデを持っており、男性の利用者さんを女性スタッフが『寝返る』『起きる』『立つ』『歩く』などの基本動作を介助すると体力が必要になることは想像できますね。

実際に力を入れて介助をする必要がなくても、技術が未熟な場合などではさらに体力的な消耗が大きくなる傾向にあります。
そんな状態で仕事をすると肩こりや腰の痛みが出てしまうことも
給料も大事ですが、介護技術が未熟な中で無理な仕事をさせないような職場環境で働くことも大事な就職・転職ポイント!

他にも老人ホームなどでは『夜勤』もあります。昼夜逆転で働くことで自分が感じている以上に体力的にしんどいこともよくあります。

また、対人のサービスであり、身体面のみでなく精神的な疲れも溜まりやすく『きつい』と感じる介護士さんも多くいます。

このように『身体的』『精神的』ともに大変な仕事であると言った点が介護士が『きつい』と思われている要因となります。

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2つ目のK:介護職の仕事は汚い?

介護士の仕事が『汚い』と思われる要因はなんでしょうか?

  • 排泄介助
  • おむつ交換
  • 入浴介助

この3点が介護士の仕事は『汚いこと』をしなければならないといったイメージになる要因であると考えられます。

誰しも人の排泄物を処理するのは嫌ですよね。

この様な仕事は介護士や看護師など医療・介護関係の仕事をする人でなければそういった機会はありません。そのため、人が嫌がる仕事、つまり『汚い仕事』といったイメージになりやすいです。

『排泄介助』『おむつ交換』『入浴介助』といった仕事は介護士なら誰しもが行う業務になっています。

正直避けては通れません!

そのため、介護士を続けたいけど排泄介助などはできないといったことで辞めてしまう人も少なからず存在します。

世間では『介護士なんて誰でもできる』なんていう人もいますが、介護士は誰でもできる仕事ではありません!

もし介護士として働きたいならこの点は考えておくようにしましょう!

3つ目のK:介護職は給料が安い?

介護業界で働いていると『介護士は給料が安い』といった発言をする人がよくいます。果たして本当に給料が低いんでしょうか?

介護士の平均年収は約『361万円』であると言われています。【参照:平成30年度介護事業者処遇状況等調査結果の概要

みなさんは361万円と聞いて少ないなと感じましたか?

デイサービスや老人ホームなどの職場環境や夜勤の有無によって多少金額の誤差があるかもしれません。

確かに全産業の平均年収436万円に比べると低いです。。。

しかし、給料が低いと思うのは介護士だけではありません。。。医療・福祉業界では他の業界に比べて給料が低い傾向にあるんです。

私は理学療法士ですが、理学療法士の平均年収は400万円前後です。

介護士より年収は高い!と思われるかもしれませんが、理学療法士の国家資格は専門学校もしくは大学の理学療法士学科を卒業し国家試験に合格する必要があります。学費は年間200万円前後必要とされています。

介護職にも『介護福祉士』の国家資格はありますが、専門学校や大学に行かなくても取得できますよね。

学費がかからず資格が取得できたり、働けると考えれば介護士の平均年収361万円は医療・福祉業界の中でそんなに安くはないと思えませんか?

介護職の給料に不満があるならするべきこと

もし、あなたがもっと年収を上げたい!もっと給料が欲しい!と思うなら年収・給料を上げるように行動する必要があるでしょう!

または、介護業界で働くことを考え直したほうが良いと思います。

介護業界で他の業界より高い年収を得たいなら起業や法人の理事、施設長になるといった方法しかありません!

また、他の産業にはない介護業界のメリットもたくさんあるんです。

介護業界では不景気の影響も受けにくく、求人も豊富なため職場探しには困りません。2020年は大変な年で様々な産業で会社の倒産や失業者が増えましたが、介護業界はその影響は少ないです。
それは高齢社会である日本では絶対に必要な仕事だからです!実は他にもたくさんのメリットがあるんです。

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最近の介護現場の実態と世間のイメージとの違い

介護士ピックアップ

介護士の3Kのイメージについて話してきましたが、最近の介護現場はかなり働く環境が改善しているんです。

最近の介護現場の特徴

  • 国の方針により給料が改善
  • 有給など福利厚生が充実している
  • 充実した設備やきれいな職場

今回はこの3点に注目してお話したいと思います。

国の方針により介護職の給料が改善している

日本は少子高齢化社会です。

75歳以上の人口は2005年には1,160万人でしたが、2030年には2,260万人とほぼ倍増し、2055年には2,387万人になるとされています。

このように今後もどんどん高齢者は増えていきますが、介護士の人数は不足しています。

そのため、国は労働者を増やすために介護分野で働く外国人労働者を確保する政策や介護士の給料』をアップさせる政策を実施しています。

その1つが『介護職員等処遇改善加算』『介護職員等特定処遇改善加算』になります。

この2つの加算は介護職の給料をアップし、介護職員を確保・定着させるために作られました。

特に介護職員等特定処遇改善加算は2019年に新設され、経験・技能のある介護職員のグループ(例:介護福祉士の資格を有して10年以上の勤続経験がある人)において、月額平均8万円以上又は賃金改善後の給料が年額440万円以上とするようにと作られた制度です。

年収が440万円以上です!

気づいた方もいるかもしれませんが、全産業の平均年収である436万円を超えるんです!

一定の条件がありますが、介護職の給料は急激に改善されているんです。

もし介護士として働いている人でそんなに給料もらってない!と思う人もいるでしょう。もしかしてその原因はあなたの職場にあるかもしれません。給料が低い、待遇が悪いと感じるなら転職など何かしらの行動を起こしたほうがいいかもしれません。。。

有給など福利厚生が充実している

介護現場では人手不足により残業が多かったり有給が取れない!なんて話もよく聞きます。

2019年4月に施行された『働き方改革』によって残業時間に上限が設けられ、さらに年間5日間以上の有給消化も義務つけられました!

介護職の確保や定着に向けて福利厚生を見直す企業も増えており、介護士の働く環境はかなり改善しています。
職業柄、お盆や年末年始、祝日などが必ず休めるといったわけではありませんが、交代で勤務することで休日の確保も可能です。

もし全然休めない!と思う人がいるならその職場に原因があると考えて間違いないでしょう!

私が知る限りでは有給消化率99%の企業やリフレッシュ休暇制度などで年間1週間以上の連休を取らせる職場はたくさんあります。

CHECK

介護業界全体が休めないわけでなく、職場に問題がある場合が多いです。でもし就職・転職を考えている人は転職サイトなどを用いてどのような職場であるかをリサーチしてブラックな職場で働かないように注意しましょう!

充実した設備や衛生的できれいな職場

昔に比べて高級な老人ホームも増えており、設備も充実し衛生的な職場も増えています。

また、高級でなくても『清潔・きれい』な施設はたくさんあり、最近ではちょっとしたコース料理をうりにするデイサービスなども登場するなど介護士が働く環境はかなり良くなっています。

トイレやお風呂に関しても介護用の製品もたくさん出ており、清潔で使いやすい施設になっている場合がほとんどです。

施設によってはホテルの様なロビーやラウンジなどを完備している場合もあります。

また、介護業界全体の衛生管理や業務内容の管理がきちんとされるようになっています。

最近ではさらに感染症予防などもしっかりとマニュアル化されていたり、衛生面の管理はとてもきっちりと行われており、介護の仕事は『汚い』と思いながら働いているスタッフは少ないのではないでしょうか。

介護職の本当の3Kは『感謝・感動・貢献』

介護現場食事介助

これまで紹介した介護士の3Kのイメージも国の方針や企業努力により少しずつ改善されている傾向にあります。

そこで介護士の新しい3Kを紹介したいと思います。

介護士の新たな3Kとは

  • 直接『感謝』を伝えてもらえる仕事
  • 病気や障害に立ち向かう姿勢に『感動』する仕事
  • 利用者さんや家族の幸せへの社会『貢献』ができる仕事

感謝』『感動』『貢献』の3つのKが介護士の新しい3Kになります!

きっと介護士として働く人ならなんとなくわかるのではないでしょうか!

内容を紹介していきましょう。

直接感謝を伝えてもらえる仕事

介護士は直接人と接する仕事です。

直接人と接するということは自分がしたことが相手に直接影響するということです。自分の表情やしぐさ、仕事内容を評価されます。

介護士は利用者さんから『ありがとう』と感謝される機会が多いです。

誰しも『ありがとう』と言われると嬉しいですよね。

実際に働くと少しお手伝いをしただけでもありがとうと感謝を伝えてくれます。1日に何度もありがとうと感謝されることって他の仕事ではあまりないですよね。

そのため、人と接する事が好き、お世話をするのが好きな人には介護士の仕事はとてもやりがいの感じる仕事であるといえるでしょう!

しかし、感謝されることばかりではなく、認知症や障害により精神的に不安定な方からは暴言などを浴びせられる場合もあります。そんな時にしっかりと守ってくれる職場で働くように注意しましょう!

病気や障害に立ち向かう姿勢に感動する仕事

介護士が働く現場では身体的・精神的に障害がある人がほとんどです。さらに介護分野では高齢者が多くなります。

そんな病気や障害を持った人がよくなろうと頑張っている姿や自分のできることを必死でやっている姿をみると感動します。自分ももっと頑張ろうと思えてきます。

テレビでも100km走っている人をみるとみんな応援しますよね。困難なことに挑戦する姿をみると人って感度するんです!

そんな感動を間近で感じることができます。さらに自分の仕事で頑張っている人の手伝いができるって素晴らしい仕事だと思いませんか?
歩くことができず車椅子だった人が自分の力で歩けるように努力し、最後には1人で歩けるようになったりすることもあります。

自分のした介助によって人が頑張れる、良くなっていく樣子をみれることは介護職のやりがいの1つであるといえますね!

社会や利用者さん、家族などへ貢献ができる仕事

介護士は介護が必要な人への貢献ではなく、その家族さんへの貢献もできるんです。

日本では働きたくても親の介護などで介護離職をする人が増えているという問題も存在します。

このような問題に対しても介護の仕事は貢献することができるんです。

デイサービスや老人ホームなどの介護施設に行くことでその間に『家族さん』は自分の時間を過ごすことができます。
少しの時間介護から離れることで日々の介護に疲れた身体・精神面のケアや仕事をする時間を与えることができます。

介護の仕事は利用者さんとの1対1ではなくその家族、そして社会全体にも貢献できる素晴らしい仕事なんです。

今後、日本の少子高齢化は進み、介護士の重要度は高まっていくことが予測されており、介護士は日本の社会問題に対して貢献できるんです!

POINT

さらに、AIが発展する時代ですが、介護の仕事はなくならないと言われており、今後も重要であり需要の高い職業といえるでしょう。

介護職はやりがいのある素晴らしい職種である

介護士の集まり

介護士は『きつい』『汚い』『給料が安い』3Kの仕事であるという世間のイメージですが、実際の現場では『感謝』『感動』『貢献』できる素晴らしい仕事であると実感してもらえたでしょうか。

少子高齢化社会の日本ではさらなる活躍が見込まれており、景気の影響を受けにくい点などメリットもたくさんあります。

そんな介護士は決して『底辺』の仕事ではなく社会的にも非常に重要なタスクを持った大事な仕事です。

もし介護士を辞めたいと悩んでいる人がいるなら、まずは違う職場で働いてみるのはどうでしょうか?
もしかするとその職場の環境が劣悪なだけで他の職場ではあなたの『知識』『経験』を存分に活かすことができ、やりがいのある仕事ができるかもしれません。

もう一度言います!介護士の仕事は決して『底辺』の仕事ではありません!本当に大事でやりがいのある仕事です。

介護
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