他職種と比較したケアマネージャーの給料事とは!働く場所や働き方を解説

ケアマネージャーの給料事情や働く場所を解説介護

こんにちは、Physical Therapistのまっすです。

普段は介護施設で働くこともあり、ケアマネージャー(介護支援専門員)には大変お世話になっていますm(_ _)m

ケアマネージャー、通称ケアマネといえば介護職の中でも資格として取得するまでに年数もかかり、以前は無資格→介護福祉士→ケアマネといった感じで介護職のキャリアアップで最後に目指す職業でした。

しかし、近年は介護士(ヘルパー)の給料は国の方針でアップするものの、ケアマネの給料に関しては全く変化なく、さらに資格取得の条件が厳しくなったことでケアマネになりたい介護職は激減しています。

ですが、ケアマネは介護業界の職種としては非常に大事!

やりがいもあり、なくてはならない仕事ですが、業務量の割に給料が低く、上がりにくい。そんなケアマネの現状と介護士との違いを解説したいと思います。

この記事では給料が上がりにくいといわれる、ケアマネの給料アップ方法についても考えていきます。

自己紹介

まっす
まっす

  • 普段は理学療法士として、デイサービスの顧問や訪問リハビリテーションなどに従事しており、医療・介護業界で働いて10年目!
  • ブログで介護業界に関する情報や『脳トレプリント』を作成して紹介しています(*^^*)
  • 個人に合った自主トレメニューなども作成していますので、興味のある方はぜひ相談してね!

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ケアマネージャー(介護支援専門員)とはどんな仕事?

ケアマネ会議

ケアマネージャー、通称ケアマネとは正式名称を介護支援専門員といい、介護保険でのケアが必要な方に対してケアプランという計画を考えサポートする仕事になります。

利用者やその家族が抱える問題点を抽出し、自立した生活を行うためにはどうすればいいかを考え、ケアプランの作成を通して他の介護職と連携やマネジメントを行う仕事です。

他にも、介護保険を利用するための介護認定に関する業務(認定調査)や介護保険の支給限度額の負担額などを管理する『給付管理』の業務など『ケアプランの作成』以外にも非常に多くの業務量があります。

私の周りのケアマネはその他にも利用者さんが入院された際の対応や個人の希望に沿うように休日も出勤される方も多くいる印象です。

ケアマネージャーの給料はどれくらい?

ケアマネ話し合い

介護業界では介護士からのキャリアアップとして人気の高い資格になりますが、収入面はどうなんでしょうか?

ケアマネージャーの平均月収と年収

厚生労働省が行った『平成30年度介護従事者処遇状況等調査結果』によると、平均月収は常勤で約35万円そこから考えられる年収は420万円となっています。

※平均給与額は、基本給(月額)+手当+一時金(4~9月支給金額の1/6)で算出されています。

正直、もっと年収が少ないケアマネがほとんどだと思います。

ケアマネージャーと他の介護職との給料比較

未経験のヘルパーから国家資格である介護福祉士、そして都道府県資格の介護支援専門員へキャリアアップする方が多いと思いますが、給料はどのように変化するんでしょうか。

職種平均月収平均基本給
ケアマネージャー35万320円21万7,690円
介護職員(ヘルパー)30万970円18万1,220円
生活相談員32万1,080円21万570円
看護師37万2,070円23万4,150円
理学療法士、作業療法士、言語聴覚士または機能訓練指導員34万4,110円22万7,070円

他の介護職に比べてどうでしょうか?

厚生労働省の調査結果をもとにしていますが、ボーナスを含めた金額とはいえ、全体的に世間のケアマネの給料に比べ高い傾向にあると感じますが。。。

介護業界は他の職業に比べ低い傾向にあるといわれていますが、ケアマネに関しては看護師に比べてもそんなに大きな差はありませんね。

介護士(ヘルパー)に比べ年収も高い傾向にあり、キャリアアップとしてケアマネージャーを目指す傾向は当然ですね。

最近では介護士より給料が低いことも

近年は介護士(ヘルパー)は国の方針により処遇改善加算』といった給料アップのための加算がつくられました。

これは経験豊富な介護福祉士は年収を440万円程度にするといったものであり、これに当てはめて考えるとケアマネージャーの年収より高くなります。

ケアマネの受験資格には介護福祉士などの国家資格の取得と実務経験が必要です。しかしこの加算による介護士の給料アップと受験資格が厳しくなったことでケアマネになる希望者が減っています。2017年と2018年のケアマネ試験の受験者数は13万1,432人から4万9,312人へ約6割も減少しています。

今後もケアマネの処遇などが改善されない場合はこの傾向が高まると考えられます。

ケアマネージャーの報酬の仕組みについて

ケアマネ紹介

デイサービスや訪問介護などの事業所は提供したサービスに対して介護保険から決まった報酬が支払われます。

ではケアマネージャーの報酬はどうなっているんでしょうか。

ケアマネージャーへの報酬はケアプランの作成による居宅介護サービス計画費が支払われ、ケアマネの給料でも多くの割合を占めます。居宅介護サービス計画費は利用者の介護度により報酬が異なります。その他にも要介護度の認定調査を委託され、それをこなすことで別途の報酬が得られます。

介護保険ができた当初はたくさんの利用者を持つことでたくさんの報酬を得ることができました。しかし、多くの利用者を担当すると樣子を観察することなく適当なケアプランの作成をするケアマネが出てきました。そこで、サービスの低下を防ぐために、担当できる利用者の人数が決まっています。利用者が40人以上、または60人以上になると段階的に報酬が減額されるため、ほとんどのケアマネは40人未満の担当であることが多いですね。

ケアマネージャーの働く場所って?

ケアマネ協力

ケアマネージャーとして働く場所は居宅施設の2つに分けられます。分けられるといっても『ケアプランを作成』することに変わりはありません!

居宅ケアマネージャー

居宅介護支援事業所に勤務するケアマネージャーは地域に住んでいる利用者さんが対象になり、生活スタイルや環境、病院などの医療機関もそれぞれ異なります。

そのため、一人一人に合ったケアプランを作成するために家族への面談や業務に必要なアセスメントをしっかりと行う必要があります。また、月に一度の住居への訪問も必要になっています。

施設ケアマネージャー

老人ホームなどの施設に勤務するケアマネージャーは施設に入居されている利用者さんのケアプランを作成します。

ほとんどの施設では生活スタイルや提携の医療機関が統一されていることが多く、利用者の状態や樣子を確認しやすいです。居宅で働くケアマネに比べ介護士や看護師などと協力してケアマネジメントを行うことが多いです。

『居宅』と『施設』で給料の違いはあるの?

給料を比較すると『施設』で働くケアマネの方が給料が高い傾向にあります。

その理由としてはケアプランの作成料は変わりませんが、施設のケアマネは介護スタッフを兼務されている場合があり、その手当により給料が高い傾向にあります。

また、居宅のケアマネに比べ、施設のケアマネは利用者の担当数が常に最大になっていることが多かったり、施設腸などの役職も兼務していることが多いです。

ケアマネージャーの給料をアップさせる方法

上昇画像

介護業界でも大事な仕事であるケアマネージャー!給料をアップさせる方法はどんなものがあるんでしょうか。

職場での昇給

他の職種と同じようにケアマネージャーも経験年数や職場歴などで昇給することが多いです。

昇給額に関しては1年に月額1000~3000円程度の昇給が多い印象ですが、職場によっては昇給がないところもありますので確認するようにしましょう!

役職に就く

どの施設でも同じですが、役職に就くと手当がつき給料がアップすると思います。また、施設ケアマネでは施設長や副施設長などを兼務することもあり、その場合は大幅な給料アップが見込めますよ!

また、ケアマネージャーには主任ケアマネ(主任介護支援専門員)という上位資格があります。

主任ケアマネとは2006年の介護保険改正時にできた資格になります。ケアマネの資格を有するものから所定の研修を受けた方に対して与えられます。役割としてはケアマネのまとめ役にないます。新人の指導や育成、相談業務やケアプラン作成に対するアドバイス、地域課題の発見や解決、そして地域の発展への貢献などが求められます。

この主任ケアマネは地域包括支援センターや特定事業所加算を取得している事業所では配置が義務されており、転職にかなり有利!

さらに2021年3月31日時点で主任ケアマネでない管理者の事業所は、番管理者が管理者である限り、管理者が主任ケアマネとする要件の適応を2026年まで厳格化が猶予されます。

ということは今後、居宅介護支援事業所を開設または維持していくためには主任ケアマネが必須となります!

今後主任ケアマネの需要が高まり、給料の向上も見込まれるので、今のうちから主任ケアマネを計画的に取得されることで今後のキャリアアップに優位に働くを考えられます。

転職する

高齢社会である日本ではまだまだケアマネの需要は豊富です。そのため、好条件の求人も多くあります。

介護の仕事に携わる方は慈悲の心が溢れ、自分のことより利用者さんのことを優先させる方が多い印象です。職場が嫌になって辞めたいと思っても利用者さんに迷惑がかかると思いとどまるケアマネも多いでしょう!確かに仕事を辞める時にはどんなに準備しても迷惑がかかります。仕方ないのです!

利用者さんのことも大事ですが、自分の生活をより良く有意義に過ごせるように転職することは悪いことではありません。

あなたの素晴らしいスキルを活かせる職場で新たな利用者さんのために働けばいいんです。

ケアマネの転職におすすめの介護求人サイト

ケアマネの転職サイトも介護士と同様に豊富です。自分にあった転職サイトに登録してみましょう!

登録は無料なのでとりあえず登録しておき、自分にあった転職先を考えるのも良いかも(*^^*)

まとめ

ケアマネージャーは介護業界のなかでも大事な仕事のひとつであり、給料の高い職種です。さらに、年々ケアマネへの受験資格や試験難易度が高まっており、価値が高まっている傾向にあります。

しかし、介護士(ヘルパー)の給料は改善されるが、ケアマネの給料に関しての見直しはされていないのが現状です。その結果、以前より給料の差もなくなってきました。

ケアマネの給料アップや処遇や待遇の改善を図るなら転職も検討するべきです!今の時代は転職は悪いことじゃありません。

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