【検証】介護福祉士資格の取得者と無資格・実務者研修者の給料差とは

介護福祉士の給料介護

こんにちは、Physical Therapistのまっすです!

普段は介護施設やデイサービスの顧問、訪問看護ステーションなど様々な分野で働いており、介護士の皆様には大変お世話になっていますm(_ _)m

今回は、普段からすごくお世話になっている介護士さんの中でも国家資格である『介護福祉士』について給料や現状、今後の将来性について分かりやすく紹介したいと思います。

  • 介護の仕事は資格がなくてもできる?
  • 資格なくても働けるなら『介護福祉士』の国家資格っているのと疑問に思いませんか?
  • 国家資格を取るのって大変じゃない?と感じませんか?

そこで、資格を持っていることでのメリットや資格の有無の給料の差、また『介護福祉士』の資格の取得方法についてためになるお話をできればと思います!

すでに『介護福祉士』の資格を持っている人も自分の給料や待遇に満足している人は少ないはず。

今の現状に不満がある人は最後まで読めばなにか参考になるかも!

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介護福祉士とは

介護現場 掃除

介護福祉士は1987年に制定された『社会福祉及び介護福祉士法』によって定められた国家資格になります。

介護福祉士は介護の専門知識と技術を活かして介護を必要とする方に対して身体上・精神上のケアや他の介護スタッフへの教育や指導をするなどリーダー的な役割があります。無資格の介護士→実務者研修→介護福祉士とキャリアアップしていくことが一般的で介護士の上位資格になります

介護業界は人材不足であり、さらに介護士の上位資格である『介護福祉士』は就職や転職に有利な資格になります!

介護福祉士の年収について

老人ホーム介護
年収377万円
平均月収313,920円(額面給料)
手取り額251,000円
平成30年度介護従事者処遇状況等調査結果|P106 

介護福祉士の平均年収は約377万円

この給料を見てみなさんはどう思いましたか?介護士って給料が低いと聞いてたけど思ったより高いなって感じた人が多いんじゃないでしょうか?

介護福祉士の資格を持って働いている人は『そんなにもらってないわ!』と思っている人もいますかね?

そこで業種別の給料もみていきましょう!

業種別の給料

施設平均年収平均給与額手取り額
特別養護老人ホーム410万円342,230円273,000円
介護老人保健施設392万円326,540円261,000円
訪問介護事業所362万円301,480円241,000円
通所介護事業所332万円277,010円2221,00円
平成30年度介護従事者処遇状況等調査結果

特別養護老人ホームや介護老人保健施設での年収が高くなっている要因としては夜勤の有無でしょう!

夜勤をすれば1日5000~10000円程度の手当がつくことが多いです。訪問介護や通所介護(デイサービス)では夜勤がない分給料が低い傾向にあります。

介護福祉士の求人状況

介護業界は介護士の人手不足に悩まされています。

どの介護施設でも介護士の求人をしているといってもいいでしょう。2025年には約38万人の人手不足になるといわれており、それほど介護士の人材不足は深刻なのです。

そのため、介護士の上位資格である『介護福祉士』の求人は非常に多い傾向に!さらに『特定処遇改善加算』という介護士の給料アップに関わる加算では『介護福祉士』の取得者の割合も重要になるため、より求人状況は良好でしょう!

しかし、介護業界は『給料が安く』『休みも取れない』職場が多く存在しており、就職の際は注意が必要です!

ブラックな職場に就職しないためには就職・転職サイトを利用しすればその施設がどのような施設かを知ることができるのでオススメです!

介護福祉士を持っている場合といない場合の給料の違い

介護福祉士の給料を取得すればどんなメリットがあるんでしょうか。今回は、給料面に注目して資格の有無での差をみていきましょう!

無資格者と介護福祉士の給料比較

無資格者と介護福祉士の資格保有者との給料の違いはどの程度なんでしょうか?

無資格者の平均月収261,600円
介護福祉士の平均月収313,920円
給料差額52,320円

やはり無資格と比べると国家資格である『介護福祉士』を取得していると月収も52,000円ほど高くなります!

年額にすると約62万円違うと考えたら資格を取得する価値もあると感じませんか?

実務者研修取得者と介護福祉士の給料比較

また、『実務者研修』といって無資格の方が介護の講習に参加することでとれる資格のようなものがあります。

実務者研修取得者の平均月収288,060円
介護福祉士の平均月収313,920円
給料差額25,860円

無資格と比べると実務者研修を受けている場合では給料の差は半分程度である26,000円くらいになります。

年額にすると約30万円以上の差があるため、実務者研修を終えた方は介護福祉士の資格を取得するために勉強することをおすすめします!

行う仕事に関しては大きな変化はないのにこれだけの給料の差が出るのはもったいないと思いませんか?

無資格者と実務者研修取得者の給料比較

介護福祉氏の資格の取得は時間もかかりますが、実務者研修は比較的簡単に取得することができます。

無資格との給料はどの程度違うんでしょうか?

無資格者の平均月収261,600円
実務者研修取得者の平均月収288,060円
給料差額26,460円

比較的取得しやすい実務者研修を取っておくだけでも無資格とこれだけの給料差になります。

実務者研修は無資格で未経験であっても取得することができます。

今後、介護の仕事で働いていくつもりがあるなら絶対に取りましょう!

キャリアアップである『介護福祉士』の資格の取得にも関わりますし、なんといっても給料がこれだけ違うので!

実務者研修や介護福祉士の資格を取るお金を負担してくれる就職・転職サイトはこちら→介護職のキャリアアップなら『かいご畑』

介護福祉士の今後の給料はどうなっていく?

介護洗濯現場

現在、介護福祉士として働いている人やこれから資格の取得を考えている人にとっては『介護福祉士の今後の給料』についてはとても気になりますよね。

介護福祉士給料は上昇傾向である

今後、介護福祉士の給料は上がっていくと予測されています。

その根拠は介護業界は人手不足である点とその人材不足解消に向け国が介護士の給料アップの取り組みを行っていることにあります。

介護職員等特定処遇改善加算による給料アップ

国の方針により2019年10月より介護福祉士の賃上げが決定されました!

介護報酬の改定により勤続10年以上の介護福祉士は、月額平均8万円の賃上げをするようにとの方針!

さらに賃上げ後は『事業所に年収440万円を超える人が1人以上いなければならない』といったことも決められています。

加算による給料のアップほ条件とは

介護職員等特定処遇改善加算による賃上げには勤続年数による条件があります。

給料アップするために必要となる勤続年数は10年!

ただし、必要な勤続年数については『事業とその裁量』によって設定することもできます。

事業所による裁量が大きいため、実際には月額8万円の手当がついている人も少ない樣子。。。

実際にもらえている人は少ない樣子ですね。

働き始めてからしか分からない情報も多いですが、転職エージェントや転職サイトを利用することによってその職場がどのような職場かを事前に調べることができます。

きちんと支給されている事業所もあるため、働く場所はしっかりと選ぶ必要があります。

介護福祉士の給料を増やす方法とは

介護夜勤巡回

介護福祉士としての給料を増やす方法としては以下の3つになるでしょう。

  • 施設長や管理者などにキャリアアップする
  • 夜勤などの手当がつく仕事をする
  • 給料の高い職場に就職・転職する

施設長や管理者などにキャリアアップする

介護福祉士の資格を取得し、一般の介護職として勤務しているとすれば、今後は役職についたり、管理者や施設長になることで給料のアップを見込めます。

場合によっては『介護支援専門員(ケアマネージャー)』の資格を取得し、ケアマネとして働くことで給料をアップすることも可能です!

夜勤などの手当がつく仕事をする

通所介護や訪問介護で働いているなら老人ホームなどの夜勤がある職場に転職することで夜勤手当がつき給料のアップが見込めます。

しかし、夜勤は体調を壊しやすかっったり、小さなお子様がいる方では難しい場合が多いかもしれませんね。。。

また、祝日手当や休日手当など休みの日に出勤をすれば別に手当がつくこともあるので、求人票では確認することをオススメします!

給料の高い職場に就職・転職する

給料をアップして待遇をあげるには『給料の高い職場に就職・転職する』が一番オススメです!

今の職場に対する不満があれば解消もでき、給料もアップできます。環境が変わってしまう点はデメリットでもありますが、それよりもメリットも大きいはず。

転職する際には地域の情報誌や友人の紹介で転職する人が多いですが、あまりおすすめできません。その理由は、その職場の特徴が分からずブラック企業に勤めてしまったり、友人の紹介では辞めることになった際に友人との人間関係にも影響が出る可能性があるからです。

その点、転職エージェントや転職サイトを利用すれば、その施設の情報などもしっかりと確認することができたり、専任のアドバイザーによる相談もできるため安心!

サポートもしっかりしてくれます!無資格・未経験からのキャリアアップなら⇒⇒介護専門求人サイトかいご畑

介護福祉士資格の取得方法

介護現場食事介助

介護福祉士の資格を習得するにはどうすればいいのでしょうか?

介護福祉士は介護職のプロとして、国家資格に位置づけられており、国家試験を受験し合格することが必須となります。

介護福祉士の国家試験を受けるための受験資格について

介護福祉士の国家試験を受験するためには、受験資格が必要となります。受験資格を得るためには4つのパターンがあります!

  • 実務経験3年+実務者研修を研修済みルート
  • 福祉系高校ルート(所定の福祉系高校など)
  • 養成施設ルート(所定の大学・短大・専門学校など)
  • 経済連携協定(EPA)ルート

介護福祉士の国家試験を受験する約9割は『実務経験3年+実務者研修を研修済み』ルートです。

2015年度までは介護福祉士の国家試験は実務経験3年以上が必要のみでしたが、2016年度からは実務経験3年以上かつ450時間以上の『介護福祉士実務者研修』の修了または『介護職員基礎研修』と『喀痰吸引等研修』の両方の修了が受験資格となります。

なお、実務経験については対象となる施設(事業)および職種で従業期間が3年(1,095日)以上、かつ従業日数が540日以上であることが条件。

どのパターンでも必ず国家試験を受験しないといけないので、計画的に勉強をしておく必要があります。

介護福祉士には実技試験も必要?

介護福祉士の国家試験には、誰もがうける筆記試験と免除される場合がある実技試験の2種類があります。

それぞれのパターンで実技試験の免除規定があり、ほとんどの人は実技試験が免除されています。

実技試験を受ける必要がある人

  • 実技試験を受ける必要がある人は2008年以前の福祉系高校入学者で旧カリキュラムでの卒業生のうち、『介護技術講習』を修了していない人
  • 特例高校等の2009年度以降の入学者で介護棟の実務経験が9ヶ月以上ある人の打ち、『介護技術講習』を修了していない人
  • 経済連携協定(EPA)ルートで『介護技術講習』または『介護福祉士実務者研修』を修了していない人

もっと詳しい試験情報やこちら→公益社団法人 社会福祉復興・試験センター

介護福祉士の将来性は明るい

ケアマネまとめ役

高齢社会における日本では『介護福祉士』は非常に重要な仕事であり、今後AIやロボット技術が発展してもなくならないとされている仕事のひとつになります!

人材不足の業界であり、国の方針により今後も待遇や給料の改善が見込まれる分野になります。

しかし、大変な仕事でもあり、ブラックな介護職場も多く存在しており、『やりがい搾取』である業界でもあります。

今のうちから自分に合った働きやすい職場でキャリアアップすることで更に明るい未来が待っているかもしれませんよ!

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