こんにちは、Physical Therapistのまっすです!
普段は介護施設やデイサービスの顧問、訪問看護ステーションなど様々な分野で働いており、介護士の皆様には大変お世話になっていますm(_ _)m
私は普段、介護職の方と一緒に働き、採用担当として面接をしたりしますが、介護業界未経験・無資格の30代の応募も多いです。
特に2020年は会社の倒産やリストラなどが多かった影響か介護職への転職希望者が例年に比べ増えています。
では30代、介護職未経験・無資格でも転職は可能なのか?
結論は問題なく転職できます!
介護業界は人手不足の業界であり、様々な年代の方も働いています。30代といっても介護職ではまだまだ若い人材であり、長い間働いてもらえそうな30代は転職現場では非常に有利です!
しかし、介護現場は一般企業と違う点も多く、転職する際に気をつけなければいけないこともあります。
- 介護業界未経験・無資格の30代でも転職は余裕な理由を紹介
- 介護士へ転職する際に注意すべき点や確認事項
- 介護士の求人を探すおすすめの転職方法を紹介
この記事は介護業界で働きながら感じたことや介護士転職をサポートしてきた経験から書いています。
きっと30代から介護士の転職は可能なのか?働いていけるのかと心配なあなたにとって役立ちます!
最後まで読んで失敗しない介護士転職の参考にして下さい。
未経験・無資格の30代からでも介護士として余裕で働けます

介護業界未経験・無資格の30代でも介護士への転職は可能です。
介護士は人手不足の職業であり、どの年代・経験の有無を問わずに幅広い方が働けます。
実際に私が働いている職場や顧問をしているデイサービスでは30代や40代の未経験・無資格から働き、介護資格を取得している方も多いです。
もし自分は介護士に転職できるのか?と不安な方は安心して下さい!
介護業界未経験・無資格の30代でも余裕で転職が可能な理由
- 介護業界は人手不足である
- 介護士は幅広い年代が働く職場であり年齢関係なく採用している
- 地方・都心問わずに求人数が豊富
介護業界は人手不足である
日本は少子高齢社会であり、介護への需要は高まっていますが給料の低さや大変な仕事であるというイメージから介護士になる人はまだまだ少ないです。
国は外国人労働者に介護業界で働いてもらおうとするほど介護業界での介護士不足は深刻です。
そのため、未経験・無資格であっても転職先はたくさんあります。その反面、人手不足により休みが取りにくいなどブラック企業化している介護施設も多いため、転職をする際には注意が必要です。
2020年度の全職種における有効求人倍率は全職業で1.18倍であり、前年に比べ0.42ポイント落ち込んでおり、これは第一次オイルショック以降1975年の0.59ポイントにつぐ45年ぶりの下げ幅であるとのこと。
しかし、介護業界は3.82倍とまだまだ高い水準であり、求人数も豊富であることがわかります。
出典:一般職業紹介状況(職業安定業務統計)|厚生労働省
介護士は幅広い年代が働く職場であり年齢関係なく採用している
介護業界、特に介護士では人手不足の職場が多く、ほとんどの介護施設で介護士の求人を行っています。
募集する年齢に関しても特に制限もなく、実際に10代~50代まで様々な年代の方が働いている職場です。
介護施設で働く介護職の年齢内訳

- 30代:25%
- 40代:23%
- 50代:20%
4人に1人以上は30代であり、30代から介護士として働くのも特に問題いありません。
介護施設で働く介護士の男女比
施設等で働く介護職員の男女比は、女性が73.0%、男性が23.3%となっています。
また、訪問介護員の男女比は女性が88.6%、男性が7.0%で、いずれも介護士は女性のほうが圧倒的に多いのが特徴です。
30代での介護士転職で失敗しないために注意するべき点や確認した方がいいこと

介護業界は転職がしやすい業界ですが『3Kの仕事』であると言われることもあり、注意すべき点や確認しておくべきことがあります。
- きつい
- きたない
- 給料が安い
介護業界はこのような大変な業界であると思われていますが、それは過去のことであり近年は国の方針により給料や働く環境は改善されています。
介護士は未経験、無資格でも働けますが、給料が低い傾向にある
介護士の給料は改善傾向にありますが、全産業の平均年収436万円に比べて介護士の国家資格である介護福祉士の平均年収は377万円となっています。
もし年収を500万円以上欲しいと考えている人にとっては注意が必要です。
国の方針により経験豊富な介護福祉士は年収440万円以上になるように『介護職員処遇改善加算』という制度があり、介護業界で経験を積めば平均年収より高い年収を獲得できます!
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介護業界への転職で確認しておくべきこと
転職時に確認しておくべきことを紹介します!
- 月々の給料(総支給ではなく基本給と手当は別で考えましょう)
- ボーナスの有無(ある場合には計算方法など:基本給×何ヶ月の場合が多い)
- 月々の休みについて(固定休か変則シフトであるか)
- 祝日の仕事の有無
- お盆、年末年始の仕事の有無
- 昇給について(昇給の時期や金額)
- 昇進の方法について
他にもたくさんあると思いますが、ここで上げた点は後からトラブルになりやすいのでしっかりと確認をしておきましょう!
できれば『労働条件契約書』など紙媒体で条件が書いてある文章をもらっておきます!
介護士の転職をする人ではこの『労働条件契約書』をもらっていないことも多く、『聞いていた話と違う』とトラブルになることがよくあります!
もし、先程紹介した『転職時に確認しておくべきこと』を自分で聞けない、どうすればいいか分からないという人は『転職サイト・エージェント』を利用すれば代わりに確認してくれます。
さらに、自分に合った条件の求人を紹介してくれるなど、『地方の求人誌』『ハローワーク』などより高待遇の求人を探せるのでおすすめです!
30代で介護士に転職するメリット
- 人手不足の業界であり、需要が高いため職に困らない
- 国家資格などスキルアップによる給料・待遇改善ができる
- 職場環境や給料などが改善傾向である
介護士は本当に需要が高い職業であり、まず職探しには困りません。介護福祉士の資格や介護系の資格を取得していればなおさらです。
また、未経験・無資格であっても資格の取得により資格手当による給料アップや場合によってはデイサービスなどの開業など経営者になれる場合もあります!
介護業界未経験の30代におすすめの失敗しない転職方法

介護業界未経験でも働ける求人は多いですが、職場探しに絶対に失敗したくないという方は『転職サイト・エージェント』を利用すると失敗のリスクはなくなります!
ここでは介護業界未経験での求人に強い転職サイトを紹介します。
結論:30代からでも余裕で介護職に転職できます!

ここまで介護業界未経験・無資格の30代でも余裕で転職できる理由とその方法を紹介してきました。
- 介護業界は人手不足の業界であり、未経験・無資格でも求人は豊富
- 働いている年齢も様々であり、4人1人は30代の職場が多く安心
- 介護業界の働き方・給料は改善傾向であるが、転職の際には注意するべき点がある
- 転職サイト・エージェントを利用すれば条件に合った職場探し、失敗しない転職ができる
日本は少子高齢社会であり、今後も介護士の需要は高まっています。
そんな介護士にはどんな年齢でも転職は可能であり、スキルアップにより待遇や給料もアップできるのでオススメの職業です!
もし少しでも興味があるなら『転職サイト』に登録して求人情報を確認してみましょう。